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OB会 会長挨拶

令和2年1月、中田会長の後任として、時習館高校野球部OB会長を務めさせていただくことになりました竹花でございます。
母校野球部は、1899年創部以来“粋と呼ばるる野球団”を目指し120年余を重ね、2018年夏の第100回全国高校野球選手権記念大会の開会式で100大会連続出場校として入場行進したのは記憶に新しいところでございます。
OB会は、来る2028年に発足50年を迎えます。全国のOBに参加していただき会員相互の交流を深め、会を盛り上げていくこと、現役選手たちを応援するとともに目標達成に向けた母校野球部の活躍を支援することにより、歓喜の節目の年を迎えられるよう取り組んでまいります。OBの皆様に更なるご支援ご協力を賜りながら一生懸命努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。

OB会会長 竹花 俊二

監督挨拶

常日頃から時習館高等学校野球部にご支援いただきまして、誠にありがとうございます。本校は、宝暦2年(1752年)に吉田藩の藩校として創設され、また、野球部の起源は1899年に遡る伝統のある学び舎であります。
その伝統を重んじながら、部員達は「究極の文武両道」を目指し、学業との両立の中、「最短時間で最大効率」を合い言葉に、短い練習時間の中で創意工夫をすることで、学業と練習を両立させようと日々格闘しております。
今後も一層の努力、精進を重ね、皆様のご理解とご協力を賜りながら、硬式野球部の発展のために努力していく所存であります。本校野球部OBの皆様、野球部関係者の皆様、地域の皆様におかれましては、これからも引き続き本校野球部にご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

時習館高等学校野球部監督
 彦坂 祐志(時59回)

OBからの応援メッセージ 山口太輔

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山口太輔(時48回)
昭和52年5月31日生まれ
幸小学校3年から幸ヤンキースで野球を始め
高師台中学校軟式野球部を経て時習館高校に進学。主にショートとしてプレーし、2年秋の県大会ベスト8が最高成績。慶應義塾大学では1年秋のリーグ戦でショートとして初出場。4年時には主将。ベストナイン3回。東京ガスでは10シーズンプレーした後2016年4月からコーチとして復帰。同年の都市対抗野球大会ではベスト4に進出。

私は高校時代、当時顧問の近藤至彦先生から自立心を学びました。試合に出場するため、試合に勝つために何をやるべきか、先生からのアドバイスの中から自分に合うものを自身で考え、理解して行動しました。正門を入った中庭にある「自ら考え 自ら成す」という石碑の通りですね。
私から選手の皆さんへのメッセージとしては、
①チーム、個人目標を設定し達成するために、日々の練習で課題を解決してください。
②常にこれで良いのかと自問自答してください。
③質の良い練習を量やってください。準備ができている選手が活躍します。勉強との両立で大変かと思いますが、自ら考えて時間を作ってください。
時習館高校は2018年に夏の大会100回連続出場ならびにOB会組成40周年を迎えられます。この記念すべき時代に時習館高校野球部でプレーできるのは現役選手の皆さんだけ。「念ずれば花開く!」応援しています!

OBからの応援メッセージ 高橋拓馬

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高橋拓馬(時55回)
昭和59年6月27日生まれ
小学校3年から野球を始め、豊橋南部中学校軟式野球部を経て時習館高校に進学。
3年時に主将を務め、夏の県大会に45年ぶりとなるベスト4に進出。

私は2002年に主将として夏の県大会ベスト4まで進出しました。
今回、現役選手の皆さんの力になれればと思い、
当時のことを振り返り、お伝えしたいキーワードが2つあります。
①粘り強さ=投手力を中心とした守りの野球
2002年夏の7試合では、ヒット数で相手を上回ったのは2試合だけでした。
その反面、守備においてはエラー8、与四死球10と無駄な出塁を許さず、幾多のピンチを切り抜けてきたことが勝ち進めた大きな要因の一つだと考えます。愛知県は200校近い高校があり、初対戦の相手とあたる確率が高いため、相手に左右されにくい守備面の強化は安定した力を発揮するための重要です。守備練習はもちろん、打撃練習時も生きた打球を捕るための守備練習と捉えて、1球を大切に練習に取り組んで下さい。
②目標を明確にする
私たちの1学年先輩の代で豊田大谷を破り、夏の県大会ベスト16まで進出したときに、
夢物語であった甲子園が現実味を帯び、「自分たちにもできる!」という自信が湧いてきたことを鮮明に覚えています。目標が明確になることで、チームの全員が、目標を達成するためには何が必要かを常に考えて野球に取り組むようになりました。
当然ですが甲子園を目指せるのは高校3年間だけです。
現役選手の皆さんには是非、甲子園を夢ではなく、明確な目標として設定して頂き、
日々の練習に励んで頂きたいと思います。
心から応援しています。

OBからの応援メッセージ 兵東吏

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兵東吏 ひょうどう つかさ(時39回)
昭和43年9月27日生まれ
栄小学校3年生の時、豊橋ユニオンズ(日本少年野球連盟)で野球を始める。
豊橋市立南部中学校から時習館高校へ入学し、
高校時代は1年生夏から試合に出場。最高成績は夏の県大会ベスト16。
早稲田大学4年生の時、外野手として東京六大学リーグ戦に出場。
1991年春秋連続ベストナイン受賞(2回)。

「自ら考え、自ら成す。」
時習館には素晴らしい教育目標があり、この指針をぶれずに、貫いてほしいです。
皆さんには考える力があります。それを実行できる行動力があります。
挑戦したことを検証し、さらなる高みを目指す結束力があります。
それをできるのが時習館高校野球部の力だと確信しています。
甲子園を目指すことができるのは3年間だけです。
「前後際断」を胸に刻み、勝負してください。道はひらけます。

OBからの応援メッセージ 鈴木翔太

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鈴木翔太(時62回)
平成3年生まれ
高師小学校3年生の時、高師スカイラークスで野球を始める。豊橋市立本郷中学校から時習館高校に入学。高校時代は2年生秋から主戦。3年生の夏の県大会は2回戦敗退。東京大学では1年生秋から主戦。東京六大学リーグ戦通算1勝17敗。大学卒業後は社会人野球JR東日本で3年間プレー。

私は3年夏の大会では二回戦敗退と悔しい結果に終わりましたが、大学、社会人と野球を続け貴重な経験をすることができました。
私から選手の皆さんにお伝えしたいことは2つです。

①時間の使い方
高校野球は2年数ヶ月しかありません。高校生として、また時習生として部活、勉強、学校行事、息抜き、どれも大事にしてほしいと思いますし、全力で取り組んでほしいと思います。
その中でどう時間を使っていくか、またその時間をいかに中身の濃いものにするか、自分なりに考え、工夫して充実した高校生活にしてほしいと思います。

②ピッチャーはコントロール
ピッチャーはとにかくコントロールです。1つの基準として、ストレートを両サイドに投げ分けができて、いつでもストライクの取れる変化球が2つ以上あれば強豪校相手でも試合を作ることができると思います。また、コントロールがあればこそ打順や状況を考えながらのピッチングをすることができます。

練習は嘘をつきません。本気で取り組めばそれだけ得られるものがあります。自分で限界を作らず、目標に向かって正面からぶつかっていってください。
応援しています。